Course Guide コースガイド
コース設計とは—
知的空間の創造でありたい。
プレイするたびにゴルフの醍醐味を堪能でき、開放感と爽快感をたっぷり味わうことができる。
この理念を深く心に刻み設計された小岱山コース。
広大な敷地、起伏とバランス良く組み合わされた地形、敷地内に点在する大小の池、美しい樹木、澄み切った空気。
これらの自然条件を最大限活かし、戦略性に富んだ完成度の高いコースを創り上げました。
自然の魅力と設計者の英知が融合した、本格的なゴルフの楽しさを存分にお楽しみください。
INFORMATION 基本情報
- 設計者
- 加藤 俊輔
- ラウンドスタイル
- 原則キャディ・乗用カート・GPSナビ付。
セルフデー以外のセルフプレーも可
(詳しくはお問い合せください)
- コースタイプ
-
・丘陵
・OUT:3,422y IN:3,299y【バックティ】PAR72
・コースレート:71.8【バックティ】
- グリーン
- ・ベント1グリーン
HOLE LAYOUT ホールレイアウト
OUT COURSE IN COURSE
1 2 3 4 5 6 7 8 9
No.1ホール
Par 5
| HDCP | 3 |
|---|---|
| BACK TEE | 544 |
| REGL TEE | 532 |
| FRONT | 518 |
| LADY'S TEE | 453 |
広いフェアウェイに向かってスタートする、やや打ち上げのロングホールで、グリーン左のOBは浅く、ピンの位置に関係なくグリーンセンターに打ちたいが、2段グリーンなのでアプローチの距離だけは正確に。
スターティングホールとしては比較的長い距離を持つ。
No.2ホール
Par4
| HDCP | 15 |
|---|---|
| BACK TEE | 359 |
| REGL TEE | 340 |
| FRONT | 318 |
| LADY'S TEE | 318 |
200ヤード地点、フェアウェイセンターにグラスバンカーがあり、ティーショットの正確さが必要、やや打ち上げのフラットなコースで縦長のグリーン。
左側にはツツジが列植してあり季節感が楽しめる。
No.3ホール
Par4
| HDCP | 9 |
|---|---|
| BACK TEE | 384 |
| REGL TEE | 362 |
| FRONT | 344 |
| LADY'S TEE | 330 |
右ドックレッグのコースで、やや狭いフェアウェイにはサンドバンカーが待ち受けている。
ティーショットは左のバンカー方向をねらいたい。
右には池があり、セカンドショットでグリーンをとらえ難い。グリーンは砲台型。
No.4ホール
Par3
| HDCP | 11 |
|---|---|
| BACK TEE | 196 |
| REGL TEE | 170 |
| FRONT | 170 |
| LADY'S TEE | 145 |
距離のある水平なショートホールで、白砂のバンカー群にガードされている。
高い樹林の上を吹き抜ける風の判断がポイントとなり、右側にOBラインがありグリーンを外すとボギーになりやすい。
No.5ホール
Par4
| HDCP | 17 |
|---|---|
| BACK TEE | 372 |
| REGL TEE | 355 |
| FRONT | 318 |
| LADY'S TEE | 318 |
正確な距離と方向性を要求する左右のグラスバンカー群がフェアウェイに待ち受け、その間隔は60ヤード。
グリーンは縦の3段うねりがあり、ピンの位置を良く確かめないとパッティングは容易ではない。
No.6ホール
Par5
| HDCP | 5 |
|---|---|
| BACK TEE | 511 |
| REGL TEE | 491 |
| FRONT | 491 |
| LADY'S TEE | 471 |
打ちおろしのロングホールで、ティーショットは右側ねらい。
左側に見える山桃の左はOBライン。
グリーンは右手前から奥まで美しい池に守られている。
2打は、グリーン中央より80ヤード地点からバンカーと池があり、思い切って攻めるか刻むかのドラマチックな舞台である。
No.7ホール
Par3
| HDCP | 7 |
|---|---|
| BACK TEE | 227 |
| REGL TEE | 213 |
| FRONT | 193 |
| LADY'S TEE | 141 |
縦長のグリーンの長さは44ヤードあり、縦に微妙に変化がある。
打ちおろしだが充分に距離があり、風がハザードの一つになっていて、距離と方向に計算された正確さが要求されるショートホール。
No.8ホール
Par4
| HDCP | 1 |
|---|---|
| BACK TEE | 397 |
| REGL TEE | 377 |
| FRONT | 363 |
| LADY'S TEE | 350 |
フェアウェイやラフに変化の多い右ドッグレッグコースで、ティーショット次第でグリーンをねらえない場合もあり、距離を犠牲にしても左側をキープしたい。
グリーン右手前バンカーにつかまると困難が待ちかまえている。
10 11 12 13 14 15 16 17 18
No.10ホール
Par4
| HDCP | 10 |
|---|---|
| BACK TEE | 404 |
| REGL TEE | 381 |
| FRONT | 381 |
| LADY'S TEE | 361 |
フラットで距離のたっぷりあるホール。
第1打地点にハザードはないが、グリーン右はグラスバンカーが奥までつづき、左側はサンドバンカーで、グリーンまわりは右側に落ちているが、花道からのアプローチでのパーねらいが好ましい。
No.11ホール
Par4
| HDCP | 16 |
|---|---|
| BACK TEE | 400 |
| REGL TEE | 383 |
| FRONT | 361 |
| LADY'S TEE | 361 |
第1打は広くフラットな左側が理想だが、飛びすぎると前下りのライとなり打ち難い。
右ドッグレッグだが右側へのティーショットはグリーンの右半分が見えない。
グリーン回りは手前に深いグラスバンカーが待ち受けていて、アプローチは難しい。
No.12ホール
Par5
| HDCP | 4 |
|---|---|
| BACK TEE | 493 |
| REGL TEE | 479 |
| FRONT | 468 |
| LADY'S TEE | 349 |
ティーグラウンド左に斜張橋のタワーがそびえる谷越えのホール。
第1打は右側フェアウェイが良い。
左バンカーまでティーショットが届けばツーオンも狙えるが、グリーン手前のグラスバンカーは40ヤード近くあり、手前に刻んでのスリーオンが正解。
No.13ホール
Par4
| HDCP | 6 |
|---|---|
| BACK TEE | 388 |
| REGL TEE | 364 |
| FRONT | 337 |
| LADY'S TEE | 337 |
フェアウェイに連らなるサイドバンカーがあり、バンカー手前でとめるか、左サイドを狙うかの選択を迫られる。
コース右側にはウォーターハザードもあり、第2打はグリーン面が見えず、グリーンも縦長で奥へ向って下っていてクラブ選択が難しい。
No.14ホール
Par3
| HDCP | 18 |
|---|---|
| BACK TEE | 134 |
| REGL TEE | 111 |
| FRONT | 111 |
| LADY'S TEE | 102 |
美しい造形の最も短いショートホール。
手前のサンドバンカーとグリーン右と奥のグラスバンカーが良く効いていて小技を競うホールで正確なアイアンショットが必要。
グリーンはストレートなラインはなくパッティングは難しい。
No.15ホール
Par4
| HDCP | 12 |
|---|---|
| BACK TEE | 388 |
| REGL TEE | 363 |
| FRONT | 363 |
| LADY'S TEE | 337 |
フェアウェイはフラットで広いが左側は浅い。
グリーン手前にはグラスバンカーがあり右奥には池がある。
2段グリーンとなっているが、グリーンオーバーは樹々が待ちかまえ厳しいアプローチが要求される。
No.16ホール
Par4
| HDCP | 2 |
|---|---|
| BACK TEE | 405 |
| REGL TEE | 370 |
| FRONT | 356 |
| LADY'S TEE | 336 |
池とのコントラストが美しい小岱山コースのラスト3ホールのスタート。
第1打は距離よりもショットの正確さが要求される。
セカンド地点はフラットだがリンクスを彷彿させるマウンド群に囲まれたグリーンは変化が強く左奥は特に避けたい。
No.17ホール
Par3
| HDCP | 14 |
|---|---|
| BACK TEE | 196 |
| REGL TEE | 152 |
| FRONT | 132 |
| LADY'S TEE | 111 |
コースの右側とグリーン奥が美しい池につつまれたショートホールで、水面から白い割石が這い上がる幻想的な雰囲気をみせている。
グリーンの左右はバンカーでガードされて広いビューと季節風によって距離感をつかむのが難しい。
コース概要
OUT
| No | HDCP | YARD | PAR | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| BACK | REGL | FRONT | LADIES | |||
| 1 | 3 | 544 | 532 | 518 | 453 | 5 |
| 2 | 15 | 359 | 340 | 318 | 318 | 4 |
| 3 | 9 | 384 | 362 | 344 | 330 | 4 |
| 4 | 11 | 196 | 170 | 170 | 145 | 3 |
| 5 | 17 | 372 | 355 | 318 | 318 | 4 |
| 6 | 5 | 511 | 491 | 491 | 471 | 5 |
| 7 | 7 | 227 | 213 | 193 | 141 | 3 |
| 8 | 1 | 397 | 377 | 363 | 350 | 4 |
| 9 | 13 | 432 | 414 | 371 | 303 | 4 |
| OUT | 3.422 | 3.254 | 3.086 | 2.829 | 36 | |
IN
| No | HDCP | YARD | PAR | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| BACK | REGL | FRONT | LADIES | |||
| 10 | 10 | 404 | 381 | 381 | 361 | 4 |
| 11 | 16 | 400 | 383 | 361 | 361 | 4 |
| 12 | 4 | 493 | 479 | 468 | 349 | 5 |
| 13 | 6 | 388 | 364 | 337 | 337 | 4 |
| 14 | 18 | 134 | 111 | 111 | 102 | 3 |
| 15 | 12 | 388 | 363 | 363 | 337 | 4 |
| 16 | 2 | 405 | 370 | 356 | 336 | 4 |
| 17 | 14 | 196 | 152 | 132 | 111 | 3 |
| 18 | 8 | 491 | 471 | 456 | 417 | 5 |
| IN | 3.299 | 3.074 | 2.965 | 2.711 | 36 | |
- B.T.6,721
- R.T.6,328
- F.6,051
- L.T.5,540
DESIGNER 設計者の思い
「プレイするたびに、ゴルフの醍醐味を堪能できる」「開放感と爽快感をたっぷり味わうことができる」、このような、ゴルフコースを創ることを深く心に刻み、九州ゴルフ倶楽部小岱山コースを設計させていただきました。
小岱山コースは、本格的なゴルフコースとしての条件を兼ね備えているといっても過言ではありません。
広大な敷地、起伏とバランス良く組み合わされている地形、敷地内に点在する大小の池、美しい樹木、澄み切った空気等、プレイの楽しさをひきだす自然条件を内包しています。
このすばらしい自然の魅力を、最大限活かすことに全精力を注ぎ、戦略性に富んだ完成度の高いコースを設計することができたと信じております。
コース設計者
加藤 俊輔
昭和8年生まれ。
昭和32年日大工学部卒業後熊谷組、太平洋クラブをへて、多くのゴルフコース設計をてがけている。
昭和61年独立、カトーインターナショナルデザイン(株)を設立。
設計思想は「ビューとロマン」。
その視覚の美しさと戦略性とが見事に調和したコース創りは、当代随一といわれる設計家。
代表コースとして太平洋クラブ御殿場コース、瀬戸内海G.C、北海道G.C等がある。
(日本ゴルフ場設計者協会初代理事長)